役員会・業務推進部会会議報告(平成27年8月29日)

2015/09/08

(一社)国産材を使った木造住宅を守る会の役員会・業務推進部会が8月29日に丸宇木材市売㈱の会議室で開催されました。当日の会議議題に沿ってその討議概要をご報告いたします。
1.大栄浜、北浜でそれぞれ開催された市場解放の結果報告
8月1日に開催された大栄浜での市場構内見学ツアーには総勢314名の一般参加者が集まりました。「本年は昨年度の反省も踏まえ、折り込みチラシの配布をやめ、成田市内の全小学校に事前に訪問して7500枚程度の開催案内を直接配布したことが効果があった。回を重ねるごとに地域へ浸透している」(斉藤広一大栄浜買方組合長)と総括しています。一方県木連との共催の形をとった8月23日の北浜での木とのふれあい祭りには、900名が集まり、埼玉大学のサークルも参加してにぎやかな会場風景となったことも報告されました。 このような活動が木材の需要拡大や我々国産材流通業界の直接の振興につながるものではないが、木に触れ合う機会を提供し、木の良さをPRすることは、木の良さが見直されているだけに、我々も真剣に取り組む必要がある事項だろう-というのが役員全員に共通した感想で、来年も力をいれようということになりました。
2.木造住宅勉強会開催について
守る会の活動の一端として新たな取り組みについても検討が行われました。「木造住宅勉強会」がそれで、これから家を建てたい人を対象に絞った勉強会です。ホームページでの開催の告知を行うほか、埼玉県の後援依頼も働きかけていこうということになりました。当面3回程度のシリーズでの開催を計画しています。参加者の応募状況等を見ながら開催の準備を進めることにしました。
3.地域活性化フォーラムへの参加の件
国土緑化推進機構主催、毎日新聞社共催の地域活性化フォーラム「緑が開く地域の芽(仮称)」が10月7日に東京駅のステーションコンファレンスで開催されますが、その運営事務局からフォーラムでのパネルディスカッションへの出演者の要請があり、役員会で検討した結果、斉藤章副会長にパネラーとしての出席をお願いすることと決定しました。
4.その他
特にありませんでした。